5年ランニングコストを出来る限りゼロに近づける
ポイントは以下の通りとなります。
- ハードウェアは出来る限り5年保証モデルを購入する。
- 有償サービスのあるものは出来る限り使わない。(必要最低限に抑える。)
これを踏まえて考えていきましょう。
下図は企業における最低限の構成になるかと思います。(サーバが統合されている場合もありますが・・・)
一般的な企業ネットワークインフラの構成図
主な構成品としては以下の通りです。
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ルータ
- インターネットの接続を担う部分。
アライドテレシスでは5年保証モデルが存在するのでそういったものを購入すると安くあがります。
ファイアウォールを使うとランニングコストがかかってしまうが、セキュリティの1つの肝の部分でもあるので、予算があればこっちのほうがオススメです。
- インターネットの接続を担う部分。
関連URL:アライドテレシス
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ネットワークスイッチ
- HPE(ヒューレット・パッカード エンタープライズ)のスイッチの一部ではライフタイム保証制度が導入されています。期限が設定されているものの、原則所有し続けている限り保証が適用されます。
関連URL:ヒューレット・パッカード エンタープライズ
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WEBサーバ
- これはlinuxをOSにすればランニングコストをかけずに構築が可能です。
サーバーハードウェアは3年保証が多いと思いますが、購入時に5年保証をつけると結果的に割安になります。
OS・・・AlmaLinuxなど
WEBページ・・・Wordpress+Let’s Encrypt
Wordpressはテーマというものを利用することによって、簡単にホームページを作成できます。
(本ページもWordpressで作成されています。)
Let’s EncryptはSSL対応ページを作成するのに必要な証明書を無料で作成可能なサービスです。
- これはlinuxをOSにすればランニングコストをかけずに構築が可能です。
関連URL:WordPress
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メールサーバ
- linuxをOSにすればランニングコストをかけずに構築が可能です。
サーバーハードウェアは3年保証が多いと思いますが、購入時に5年保証をつけると結果的に割安になります。
メール送信・・・postfix
メール受信・・・dovecot
最近ではメールの送受信にもSSLが利用され始めています。
これも上記のLet’s Encryptを組み合わせることによって実現可能です。
さらにsammaというものを利用すれば添付ファイルを自動的に暗号化してくれるシステムにも発展させることが可能です。
- linuxをOSにすればランニングコストをかけずに構築が可能です。
関連URL:samma
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ファイルサーバ
- linuxをOSにすればランニングコストをかけずに構築が可能です。
サーバーハードウェアは3年保証が多いと思いますが、購入時に5年保証をつけると結果的に割安になります。
ファイルサーバ・・・samba
windowsの場合CALと呼ばれるサーバに接続するためのライセンスが別途必要となりますが、このsambaで構築すればそれがかかりません。
- linuxをOSにすればランニングコストをかけずに構築が可能です。
システムの規模・重要度によってはこれを利用できない場合もありますし、故障時の対応の委託の有無などがありますが、中小規模のネットワーク・サーバ環境では大きなコストメリットがあるのではと思います。
弊社では上記のコンサルタントを行っております。
詳細はお気軽にお問い合わせください。